『 途中で印刷が切れる!? 』



レーザープリンタなどのページ記述言語を用いたプリンタで用紙の途中で
印刷が途切れる場合があります。何度印刷を行っても同じような
印刷結果しか得られなかった場合、プリンタ内部のメモリが不足しているため
処理が最後まで行われなかった可能性があります。

メモリ不足を解消するにはメモリを追加すればよいのですが、
すぐに印刷しなければならない時などは印刷物を簡素化すれば
プリンタ内部の処理に必要なメモリを低減できます。

メモリが不足している場合と同様に、トナーが無くなりつつある場合も印刷
途中から印刷を行わなくなります。

トナーの場合は左右どちらかだけの色が出なくなるなどの
症状があらわれます。これはトナーがカートリッジ内で偏っているためです。

インクジェットの場合、インクが切れた状態で印刷し続けると、
ヘッドのヒータが加熱され続けるためヒータが断線しやすくなります。
その結果、ヘッドの故障にもつながるので、インク切れの際は
早めにインクを補充したほうが良いでしょう。


レーザープリンタの場合、
一度カートリッジを取り出して少し振ると印刷が行えるようになる場合もあります。
ただし、基本的にはトナーが少なくなっているので早めに代わりのトナーを
準備したほうが良いでしょう。